ads area

【お知らせ】
2020年8月2日をもって更新を終了しました。
理由は1日当たりの収益が駄菓子1個分程度になってしまったからです。
元々趣味の延長で始めたものなので儲けは気にしていませんでしたが、さすがにモチベーションに関わるほどの低単価になってしまいました。
約2年半、お付き合いいただきありがとうございました。
※ブログはこのまま残しておきます。

【万年筆】「日本の万年筆の細字、極細でオススメのやつ教えて!」細字だから漢字の練習にも使える?(海外の反応)



上の画像はイメージ、サムネイル用です。



1:投稿者さん

僕は万年筆もボールペンも細いのが好きなんだ。特にパイロットコクーンとプラチナプレピーが気に入ってる。でも、TWSBI EF(極細)は好みの字幅よりも太いから好きじゃないんだ。
そこでみんなに聞きたいんだけど、細字や極細、もしくはそれに近い字幅のニブでオススメってあるかな? できればウエスタンニブじゃなくてジャパニーズニブのほうで頼むよ。


※ジャパニーズニブは日本の万年筆(パイロット、セーラー、プラチナなど)の字幅のこと指します。
基本的に日本の万年筆の字幅は、西洋万年筆の字幅よりも細めに作られています。(西洋万年筆はウエスタンニブと言われています。)
なので同じF(細字)であってもジャパニーズニブのほうが線は細くなります。
このような差が出ている理由は、ローマ字よりも日本語のほうが文字が密集しているからだと言われています。
ただし、同じアジア圏、漢字圏で作られている万年筆だからといってジャパニーズニブが採用されているわけではありません。
Twsbiは台湾のブランドですが、日本の万年筆よりも字幅は太めです。
日本の万年筆はほぼジャパニーズニブを採用していると思います。



2:海外の万年筆ユーザーさん

プラチナ3776 UEF(超極細)だね。
これより細いニブはお店じゃ買えないよ。




3:投稿者さん

分かった!




4:海外の万年筆ユーザーさん

あとね、スリップシール機構も素晴らしいんだよ。二年間放置した後でも書けるって宣伝されてる。自分はいつも使ってるけど。


※スリップシール機構に関するプラチナ公式ページはこちらになります。
http://www.platinum-pen.co.jp/Slipseal.html



5:海外の万年筆ユーザーさん

しかも3776はクッソ安い。




6:海外の万年筆ユーザーさん

パイロットペン習字ペンは安くてめっちゃ細いよ。
正直に言って、パイロットとセーラーとプラチナのEFはすごく細いはずなんだけど。まあ、どういうペンを探しているかによるよ。字幅も予算も含めてね。




7:海外の万年筆ユーザーさん

ペン習字ペンの形状が気に入らないなら、ニブをコクーンに移植するのもありだよ。EFのコクーンって売ってないし。




8:投稿者さん

セーラーなら何がオススメ?




9:海外の万年筆ユーザーさん

君の予算は?
とりあえず自分としては、プロフィットシリーズかプロフェッショナルギアスリムにしたほうがいいと思うけど、たぶん君の予算からは外れているんじゃないかな。




10:投稿者さん

あー、プロフィットシリーズ見てみたけど綺麗だねこれ。でも予算が100ドル未満だからまた今度かな。
プロフェッショナルギアスリムも良いね。こっちはぎりぎり買えそう。




11:海外の万年筆ユーザーさん

金ペン(金が使用されているニブ)を100ドル以下で手に入れたいなら、アマゾンの出品業者から買うのもいいよ。アメリカで買うよりちょっと安いし。




12:投稿者さん

色々教えてくれてありがとう!




13:海外の万年筆ユーザーさん

プラチナ、セーラー、パイロットのペンを使ったことがあるよ。気に入ってるのはセーラーのEFだね。セーラーのEFはどれもウェットで細いんだ。


※ウェットペンはインクフローが多い万年筆のことです。インクがたくさん出やすいので筆跡も太くなります。そのため滲みや裏抜けを起こす可能性もあります。(この方のようにウェットでも筆跡が太くならないこともあります。使用環境や組み合わせで性質が変わります。)
詳細はこちらの「Dry(ドライ)」「Wet(ウェット)」について をご覧ください。



14:海外の万年筆ユーザーさん

俺はパイロットカスタム742 EF信者だから。
主に漢字の練習で使ってるぞ。




15:海外の万年筆ユーザーさん

パイロットキャップレスを推す。




16:海外の万年筆ユーザーさん

パイロット、プラチナ、セーラー以外になるけど、俺はこれが好きだよ。
fpnibs.comで14kのニブにsemi flex加工とハート穴を開けてもらったやつ。字幅はXXF(超極細)。
インクフローについてはまだ調整中なんだ。ヴィンテージのペン芯のほうが、最新のフレックス向けに作られたペン芯よりもうまく機能するっぽい。
ちなみにペンはGama Sneakyっていうやつで、数か月前に行ったインドのチェンナイで買ったもの。


※fpnibs.comはスペインの万年筆専門店です。
扱っている万年筆は少なめですが、その代わりニブの販売に力を入れているようで、オプションが非常に豊富です。




17:海外の万年筆ユーザーさん

flexnibfactoryのjowo向けエボナイト製ペン芯は試したことある?


※flexnibfactoryはペン芯を販売しているメーカーです。
過去にはワンオフのペン芯製作も受け付けていたようです。



※jowoはドイツのニブ製造会社です。



18:海外の万年筆ユーザーさん

それはパイロットカスタム823に挿してるよ。
上の画像の万年筆にはエボナイト製のstandardのペン芯を挿してる。デザインナイフで削って挿し込んだけどね:)




19:海外の万年筆ユーザーさん

それって、823のFA(フォルカンニブ)にエボナイトのペン芯を挿してるってことだよね?
どんな感じになったの? すごく良くなった?




20:海外の万年筆ユーザーさん

そうだよ。ペン芯を変えたらかなりウェットになった。レイルローディングを起こさずに書けるからかなり良いよ。
たぶん、FAは俺が持ってるフレックスニブの中で一番コントロールするのが難しいと思う。でもうまく書ければ最高の筆跡が作り出せる。今はペン芯を変えたことでインクフローが滞らなくなったけどね。


※書いた線や文字の中が空白になってしまうことです。ちょうど線路のように見えることからこう呼ばれています。
原因はニブが強い筆圧で広がり、それにインクフローが追い付かなくなってしまったり、毛細管現象が起きずにインクが正常に流れなくなったりすることなどが挙げられます。
軟調ニブ、フレックスニブによく見られる現象です。



※この方はペン芯の変更をしていますが、十分な知識と技術がないままこのようなことをすると万年筆を壊してしまう可能性があります。
改造や調整を行う場合は自己責任でお願いします。



21:海外の万年筆ユーザーさん

これはあくまで個人的な意見だけど、パイロットカスタムヘリテイジ92 M(中字)ってプラチナ3776 B(太字)よりも線が太くない?
カスタムヘリテイジ92以外にもパイロットキャップレスを二本持ってるんだけど、こっちもなんだか線が太めに見えるんだよね。
セーラープロフェッショナルギアスリム HF(ハードファイン、固め細字)はとても細く書けるのに。こっちの字幅はプラチナ3776 Fに近いと思う。
パイロットのF、EFニブは本当に細字、極細なのかな。実際に書くと太めになってしまうタイプなのかな。




22:海外の万年筆ユーザーさん

パイロットにはFM(中細、FとMの中間にあたる字幅)っていうプラチナのMに近いニブがあるんだ。だからこれの一つ上の字幅のMは、実際のところウエスタンニブのMに近いんだ。
これを知ったときは驚いたよ。手持ちにある中字の#5(5号ニブ)と#15(15号ニブ)もウエスタンニブみたいな線の太さだったし。
だけどパイロットのEFは本当に、本当に細いと思うよ。これに対抗できるのはプラチナのUEFだと思う。




23:海外の万年筆ユーザーさん

中字は持ってないけど、手持ちの細字と極細はちゃんと細く書けてるよ。
それと、パイロットの金ペンのほとんどが、中字以上はウエスタンニブに近くて、細字以下ならジャパニーズニブ寄りって聞いたことがある。
金が使われてるニブって、スチールのニブよりもちょっと太めになる傾向なんだよね。金のほうがウェット寄りになるし、書いたときの柔らかさも上だから。




24:海外の万年筆ユーザーさん

その通りだよ。
インクの色をハッキリ出してくれそうだったからキャップレスの中字を買ったんだけど、こんなに線が太いとは思わなかったね。
あとキャップレスの細字も持ってて、こっちはインクフローが良いし書きやすいんだ。これの極細のほうは書いてて引っかかる感じがするよ。極細ならセーラーのほうが好きだなあ。




25:海外の万年筆ユーザーさん

だよね。改善する余地があるとは言っても、キャップレスのEFはすごくザラザラした書き味だと思うよ。細字は完璧なんだけどね。




26:海外の万年筆ユーザーさん

最安値で済ませたいならパイロットのペン習字ペンという選択もあるよ。そしてそのニブを別の万年筆に付け替えるんだ。 パイロットだとPO(ポスティングニブ)が一番細いと思う。自分はこれが好きだよ。
その次にプラチナのUEFかな。ただ自分が持ってるUEFはPOよりも引っかいてる感が強いね。
あとは、Esterbrook J 9550(固めの極細)と9450(超固めの極細)もいいと思う。とても細くて、書いてて楽しいし、デザインも上品でかっこいい。値段も安いから、あちこち持ち運んで使うような極細にはぴったりだと思う。
それからセーラーをベースにしたナガサワオリジナル万年筆のブラックとプロスケも調べてみるといいよ。ニブに風見鶏のマークが入ってるんだ。


※Esterbrookはアメリカの万年筆ブランドです。(1858年創業、1971年営業終了、2014年に復活。)
四桁の数字はニブの種類を示しています。
確認したところ五十三種類のニブがあるそうです。




27:海外の万年筆ユーザーさん

パイロット、プラチナ、セーラーのビッグスリーは本当に良い万年筆を作ってるし、安いのからとんでもなく高いものまで扱ってる。
これらの会社の金ペンは鉄ペン(スチール製のニブを使った万年筆)よりもちょっとだけ線が太めになる。だから、例えば君が鉄ペンのFみたいな字幅を求めているのなら、金ペンのEFがそれに該当するかもしれないってこと。




28:投稿者さん

おおーなるほどね。ありがとう!






確かに金ペンはちょっと太めになりますよね。細字までは普通なんですが、中字を超えると一気に太さが変わる感じがします。
ちなみに管理人のオススメはセーラーの細美研ぎ、プラチナのUEFです。

0 件のコメント