外国人「長時間書いてもも疲れない快適な万年筆を教えてほしい」海外の愛好家たちが選ぶ最も快適な万年筆とは！？（海外の反応）

上の画像はイメージ、サムネイル用です。

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１：投稿者さん

デザイン、値段、ブランド、希少性などなど、全てを無視して自分に合った「最高に快適な万年筆」を選ぶとしたら何にする？　その理由も合わせて教えてくれたら嬉しい。
前提条件として、全ての万年筆にはロゴも何もなく、ニブにも刻印が入っていない、ただの真っ白な軸になっていて、キャップレスのようなノック式のギミックもなし。インクの吸入機構も全て取り払われていて、お気に入りのインクが無尽蔵に供給されるものとする。
もちろん、この質問が無理難題だってことは分かってる。吸入機構もギミックもその他諸々も万年筆の使用感を語るうえで欠かせない要素であることも重々承知してる。
それでも、それらを全て無視した状態で3時間書き続けろと言われたとしたら、そして純粋な書き心地を突き詰めたら、みんなはどんな万年筆を選ぶのかが知りたいんだ😳🖋

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２：海外の万年筆ユーザーさん

パイロットキャップレス。
理由は手にぴったり合うから。
中字のニブも溶けたバターのように滑らかな書き味なんだ。
キャップレスは何時間でも書けそうなくらい快適な万年筆だよ。

３：海外の万年筆ユーザーさん

Pelikan M200
滑らかで柔軟性のあるニブで、インクフローもすごく良い。万年筆自体軽量で、それなのに手にしっくりくる感じなんだ。
色々な万年筆を使ってきたけど結局M200に戻ってきちゃう。これがなければ生きていけないなあ。

４：海外の万年筆ユーザーさん

自分も同意見だよ。
Pelikanの万年筆は軽くて疲れにくいんだよね。手にしっくりくるし形も最高。

５：海外の万年筆ユーザーさん

俺も俺も。
Pelikanが好きでM120を2本、M400を1本、昔のM600を1本の合計4本持ってるから。どれもすごく書き心地が良いんだ。

６：海外の万年筆ユーザーさん

セーラープロギアかな。特にシグマが手にぴったりフィットするんだ。バランスも取れてて書き心地も抜群。
自分の手はアジアンサイズだから日本の万年筆が合ってるんだよね。
でもプラチナ3776は、パイロットキャップレス、カスタムヘリテイジ91、プロギアと比べるとちょっと下になるかな。3776に使われてるプラスチックが何か変に感じちゃうんだよね。もちろん素晴らしい万年筆であることに間違いないんだけど。

７：海外の万年筆ユーザーさん

10歳のときに父親から万年筆のことを教えられて以来、ずっと万年筆を使ってきたんだけど、今まで使ってきた中で一番使い心地が良かったのはLamy Vistaだな。首軸が手にピッタリ合うんだよ。中字のニブも快適すぎて手が止まらなくなる。
自分は毎日ポーランド語を勉強していて、語彙力をつけるために大量にメモ書きしたり、他にも色々なことを書くのに使ったりしてるんだ。そういうときに毎回活躍するのがLamyなんだよ。コレクションの中にはLamyの万年筆よりもずっと高いものもあるんだけどね。

８：投稿者さん

今のところこのレスが俺の感覚に一番近いかも。
安いのから高いのまで色々な万年筆を使ってきたけど、結局Lamy Safari、Al-Starを使ってしまうんだよなあ。それとパイロットコクーンとか。これらの万年筆でほぼ完結してしまってる。
字幅も極細、細字、中字、スタブ1.1と使ってきて、日記を書くのに最適だったのが中字だった。
あとLamy Studioも良い万年筆なんだけど、しばらく使っていると手の中で回転しちゃうんだよね。
最近はLamy Dialog 3を購入しようかなと計画中。Dialog 3は首軸部分が太いし、クリップ部分が廻り止めとして機能するんじゃないかと思ってね。
正直に言うとたぶん俺はLamyが大好きなんだと思う。

※スタブニブはペン先が通常の字幅よりも幅広になっているもののことです。
1.1、1.0という数字は幅（単位はmm、ミリメートル）を表しています。
このニブでは縦の線は太くなり、横の線は細くなります。

９：海外の万年筆ユーザーさん

Parker 51とLamy 2000。
Lamy 2000はキャップを外した状態でも手にぴったりフィットするし、Paker 51はキャップを後ろに挿すと完璧な長さになるんだ。
軸にネジ山も段差もないから好きなところを握れるのも良いね。

１０：海外の万年筆ユーザーさん

Montblanc 149
あの太さが好き。キャップを尻軸に挿さなくても完璧な長さとバランスだしね。
次点にはLamy 2000かな。

１１：海外の万年筆ユーザーさん

Aurora Optima
Aurora 88
セーラープロフィット21
中屋万年筆ネオスタンダード
プラチナ3776
この4本は重さが軽くて、キャップを外した状態で使うのに十分な長さで、しかも尻軸に向かって細くなっていくスタイルという、自分の希望を全て満たした万年筆なんだ。

１２：海外の万年筆ユーザーさん

Visconti Homo Sapiens Florentine Hills
非の打ちどころがない万年筆だよ！

１３：海外の万年筆ユーザーさん

パイロットキャップレス、キャップレスデシモ、Lamy 2000、TWSBI Eco、この4本があれば自分は死ぬまでハッピーな万年筆ライフが送れるだろう。

１４：投稿者さん

その4本セットは完璧だな。

１５：海外の万年筆ユーザーさん

ポケットサイズからナミキNo.50までありとあらゆるサイズの万年筆をコレクションしてきたが、この中から1本を選ぶのは難しいな。

・パイロットカスタムヘリテイジ912
手にぴったりフィットする長さの万年筆。
キャップなしでも完璧なバランスを保っていて、首軸も細すぎず太すぎずでちょうど良い感じ。何時間でも持っていられるくらいの快適さ。
パイロットの10号ニブも短すぎず長すぎずで、軸の長さともバランスが取れているんだ。
自分のニブはFA（フォルカン）だけど、将来的に他の字幅も買い足す予定。

・TWSBI Eco
万年筆板だと少数派かもしれないけど、実は自分はピストンフィラーも透明軸も全然好きじゃないんだ。でもEcoを使っているとだんだんと好きになっていったんだ。
吸入機構的に初心者向けの万年筆とは言えないけど、その点を気にしないのならオススメしたい。ちなみに来年姪っ子が小学6年生になるから、そのときにプレゼントするつもり。

・セーラーキングプロフィットST
本当はエボナイトバージョンのほうが気に入ってるんだけど、快適さならSTのほうが断然上。
エボナイトは万人向けとはいえなくて、自分の場合長々と書いていると手がだんだん温かくなってしまうんだ。つまり長時間の筆記では不快になるんだ。

・↑の3本ほどではないけど選考外にするにはもったいない万年筆
Waterman Careneとパイロットカスタム823。
両方とも重量バランスが良い。でも快適さでいうとちょっと問題がある。
Careneのほうは重いんだよね。気に入ってる万年筆だから、もうちょっと軸が長くなってくれたら良くなりそうなんだけど。
カスタム823のほうは尾栓を開け閉めしないといけないのが面倒なんだ。ときどき開きっぱなしにしちゃってインクが蒸発するし。まあ改造すればいいんだけど、この点を除けば素晴らしい万年筆であることに違いはないから、あんまり手を加えたくないんだ。

この中にナミキが入ってない理由は、軸があまりに大きくて太いのと、ニブが特大サイズでまだ使い慣れていないせい。自分は字が小さいほうだから、この万年筆で字の大きさをコントロールするのがなかなか難しいんだよね。もちろんコレクションの中で一番の宝物だし、万年筆としてもとても優れているから、たくさん使ってうまく書けるように頑張ろうと思ってる。将来的には↑のリストに加わるはず。

１６：海外の万年筆ユーザーさん

パイロットカスタム823はほぼ完璧な万年筆だな。問題は外見と重さくらいかな。できるものなら機能を取っ払った823が欲しいね。でもときどき手に持つだけで楽しくなってしまうんだ。パイロットはゴールドトリムなしの823を出してくれないかな:')

１７：海外の万年筆ユーザーさん

全く同意見だよ。インク容量も大きくて、何時間でも書き続けられるような最高の快適さを誇る万年筆だと思う。だけどね……ペンケースから取り出すたびにちょっとがっかりしちゃうんだよ。デザインが本当に好きじゃないから……。

１８：海外の万年筆ユーザーさん

自分の場合は快適じゃない項目を箇条書きしたほうが早い気がする。
・酷い段差がある軸。例えばパイロットコクーン。
・調整できない三角グリップ。例えばLamy Safari。
・軸径がめちゃくちゃ太い万年筆。握ってて不快とまではいかないけど、マーカーを持っているように感じる。
・重い金属軸に軽量な首軸がついてる万年筆。尻軸側が重くなってしまうから。
・長いやつ。自分は手が小さいから、軸が長いほど尻軸が重くなって書きにくくなる。

↓は自分はわりと好きだけど、たぶん他の人は嫌いだと思われる部分。
・首軸部分が金属製で滑り止めの山がついてないもの。個人的に滑る万年筆に出会ったことがない。
・軽量。
・キャップのネジ山。
・首軸がニブにかけて先細りなってるもの。

というわけで、自分が何日も書いていられる万年筆はPelikan M200、100N、Lamy 27/30N、99/36ってところ。

１９：海外の万年筆ユーザーさん

実はLamy Safariが大好きなんだよね。
握りやすくて、書き味もAl-Starなんて足元にも及ばないくらいすごく滑らか。たぶん良い個体に当たったんだと思う。
あとPelikan M205かな。最初は「小さすぎるし、好みの形じゃない」と思っていたんだけど、使ってみるとすごく快適でびっくりした。残念なことにニブがちょっとおかしいから、もしその欠点がなければSafariみたいにあちこち持ち歩いていけたんだけどね。

２０：海外の万年筆ユーザーさん

自分の場合はSheaffer Imperialかな。Sheaffer PFMほど太くなくて、書き味がとてもスムーズだから。それに若干先細りになっているところ、バランスも良いところ、指に引っかかるような鋭いネジ山もないところが良いね。しかもニブがちょっと上向きになっているから、急な角度でも書けるんだ。

２１：投稿者さん

鋭くなってるネジ山は辛いよね。そのせいで俺はTWSBI Vac700を売らなきゃならなかったんだよ。今じゃネジ山がどのあたりにあるか気になるようになってしまった。ただおかしなことに、俺は使う万年筆によって握り方が変わって、指の位置もバラバラになるんだよね。
妥協点としては、凹凸が感じられないほど滑らかなネジ山になっているとか、軸で一番太い部分よりもネジ山部分の径が細くなってるとかだなあ。そうやって段差を不快に感じさせないようになっていればまだOK。

２２：海外の万年筆ユーザーさん

自分の中で1位はパイロットカクノ。何といっても超軽量だからね。長時間書くには軽さが大事だよ。
2位にMoonman M2とセーラープロギアスリム。何で2位なのかというと、ネジ式キャップが好きじゃないから。読んだり考えたりして手を止めるたびに、ニブが乾かないようにいちいちキャップをくるくる回して閉めないといけないというのが面倒なんだよね。だからもしもスナップキャップ（嵌合式）のプロギアがあったらカクノを抜いて1位になるよ。
コレクションの中には気に入ってる高級万年筆もたくさんあるけど、長い文章を書けるほど快適かと言われるとちょっと重すぎるかな。

２３：海外の万年筆ユーザーさん

Sheaffer Imperial。Lamy Safariよりもスリムなのと、コレクションの中で一番ニブに近い部分を握れるから。

２４：海外の万年筆ユーザーさん

値段が安いものから高いものまで色々な万年筆を数多く集めてきたけど、その中から選ぶとしたらプラチナのデスクペンになるよ。この万年筆に行きついたということに自分でも少し驚いてる。
長時間の筆記に適した重さだし、長い首軸と尻軸にかけて細くなっていく形状が手に完璧にフィットするんだ。
Parker 51も良いんだけど、この域には達していないからね。決定的な差はやっぱりその尻軸が細くなっている形状にあると思う。
だから自分にとってはEversharp Skylineも快適な書き心地なんだけど、それでもデスクペンには勝てないね。

２５：海外の万年筆ユーザーさん

その気持ち分かるわ。何故だかパイロットとプラチナのデスクペンってものすごく書き心地が良いんだよね。

２６：海外の万年筆ユーザーさん

Montblanc 149が一番かな。軽くて大きさも手にぴったり。
次点にセーラーキングプロフィット（149ほどバランスが良くない）、パイロットカスタム823（軸が細すぎ）、Visconti Homosapiens（重すぎ）。

２７：海外の万年筆ユーザーさん

手持ちの中ならパイロットカスタムヘリテイジ92になるかなあ。スムーズに綺麗な線が書けてフィードバックも心地いいんだ。そして重さもバランスもちょうど良い感じ。しかもたとえ1週間以上時間を空けて書いてもインクが中で固まらずに書けるんだ。
もう1本選ぶとしたらパイロットキャップレス。ノック式でなくともカスタムヘリテイジ92に次ぐ素晴らしい万年筆だと思う。

※フィードバックは書き味や書き心地を表すときに使われる言葉で、「書いてる感覚が手に伝わってくる」という意味です。
詳しくはこちら。

２８：海外の万年筆ユーザーさん

以前は太い万年筆が好きだったんだけど、パイロットカクノを買って1か月、その凄まじい便利さに虜となってしまった。今では毎日持ち歩いて使ってる。

２９：海外の万年筆ユーザーさん

Jinhao 51A、次点にパイロットエラボー。
いつかは51Aじゃなくて本物のParker 51を買うつもりだけど。

３０：投稿者さん

同じParker 51のコピー品のWing Sung 601を持ってるけど、こっちもかなり良い万年筆だな。正直、本物のParker 51を買う必要はないように思えるくらいの出来。スナップキャップも開け閉めするときに音がでないからすごく良い。ちょっとメモを取ったりするときにキャップの開閉音が煩わしいから本当にちょうどいいんだ。

３１：海外の万年筆ユーザーさん

その条件を満たす万年筆は2本あるよ。

1位：Lamy Al-Star
自分が持ってるのは鮮やかなピンクカラーなんだけど、真っ白な軸にされちゃうと良いところが1つ減っちゃうかも:D
それはさておき、軸の長さ、握りやすさ、重さ、全てが満足のいく出来になってる！　いくら書いても疲れないし飽きないんだ！
ちなみに字幅はスタブ1.1で、インクはDiamine Deep Magentaを入れて使ってる。

2位：Faber-Castell Guilloche
色はオレンジで、ニブは18金。
キャップを尻軸に挿して使う唯一の万年筆なんだ。でも面白いことに、レビューを見るとほとんどの人はキャップしないほうが良いと書いてるんだよね！
そして自分がこの万年筆を使うときは他のと違って握り方を変えてるんだ。普段はニブに近い部分を握って、かなり急な角度をつけて書いてるんだけど、Guillocheのときはかなり後ろのほうを握って書くんだ。普段とは筆跡がちょっと変わるから面白いんだよね！

単にお気に入りを聞くのではなく、色々非現実的な条件をつけたうえで快適な万年筆を選び出すという、ちょっと変わったスレでした。
スレでは全体的にパイロット、セーラー、Pelikanが人気のようです。
手の形、大きさ、筆記角度など、何から何まで千差万別な中で、こうして多くの支持を受ける万年筆というのはやはり作りがどこか違うんだろうと思います。
機能も全部なく、インクも減らないということであれば、管理人はPelikan M200、M400、M600を選びたいです。軸の長さ、重さ、バランスが長時間の筆記に向いていると思うので。
本来ならプラチナ3776と言いたいところですが、スリップシールあってこその使い勝手でもありますから、それがなくなると積極的に選ぶ理由がなくなってしまうんですよね……。

過去に投稿した万年筆に関する翻訳記事はこちら。
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引用元：reddit

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