フランスの筆記用具メーカーのBIC。半世紀以上前のツールドフランスにこんな宣伝カーを導入していた！（海外の反応）

上の画像はイメージ、サムネイル用です。

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１：投稿者さん

フランスの筆記具メーカーBicが使っていた広告宣伝車を見つけたぞ。
1956年のツールドフランス中にコースを走って販促していたようだ。
この頃から万年筆が廃れ始めていたんだな……。

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２：海外の万年筆ユーザーさん

＞万年筆が廃れ始めていたんだな
以下この発言に文句を言うスレ。

３：海外の万年筆ユーザーさん

万年筆が廃れるとかふざけんなー！　万年筆にはちゃんと居場所があるんだぞ！
まあ公平を期すためにフォローしておくと、Bicのボールペンにも居場所はあると思うよ。「リサイクル」ってラベルがついたゴミ箱の中かもしれないけどな！
それにしてもこの宣伝カー、当時の宇宙への憧れを反映したかのようなデザインだなあ！　George Jetsonが運転してるのかな？

※George Jetsonは1962年頃にアメリカで放送されていた「The Jetsons（宇宙家族ジェットソン）」というアニメのメインキャラクターです。

４：海外の万年筆ユーザーさん

万年筆の衰退時期は国によって変わるから一概には言えないよ。
アメリカだとかなり早い時期に万年筆が廃れてしまったね。1960年代、1970年代にはBicのボールペンに置き換えられてた。
ヨーロッパではほとんどの国が1980年代、1990年代になっても万年筆を使い続けてた。
特に西ヨーロッパの国々は2000年代前半まで万年筆を使う学習カリキュラムを組んでいたんだ。まあ2010年頃にはそれもなくなってしまったんだけど。ただ今も一部の学校や教師はこの伝統を守ってるよ。

５：海外の万年筆ユーザーさん

少なくとも南ドイツでは基本的に小学2年生以上の生徒は万年筆の使用が義務づけられてる。ほとんどの教師は生徒と保護者を相手にして万年筆使用の是非について口論したくないから義務なんて名ばかりだけど。とはいえ、反対されようとも伝統を重んじる教師もいるから、そういう場合は成績表のために万年筆を使わないといけない。

６：投稿者さん

地域ごとに万年筆の使用率が違うことは分かってる。でもさ、安価で手に入るボールペン類が世に出てきたことが、万年筆業界にとってターニングポイントになったのは事実だよ。
万年筆は優秀な筆記用具として一世紀近く使われてきたけど、もう二度とそういう風な扱いにはならないだろうね。

７：海外の万年筆ユーザーさん

万年筆の使い方を学ぶ授業があるの？

８：海外の万年筆ユーザーさん

そうだよ。自分も昔その授業を受けたんだ。
小学2年生になると始まるもので、主に万年筆の持ち方（鉛筆とは使い方が違うということ）、インクの補充方法、服にインクがつかないように扱う方法とかを学ぶんだ。そしてもちろん筆記体の書き方も勉強するんだ。

９：海外の万年筆ユーザーさん

まだこの車は現存しているのかな？
Bicの博物館に「万年筆撲滅街宣車」みたいな名前で保存されてたりして。
世界の筆記用具の勢力図をBicが塗り替えてしまったけど俺たちは屈しないぞ！

１０：海外の万年筆ユーザーさん

これはとても面白いね。もし万年筆の広告宣伝車があったらどんなデザインになるんだろう？

１１：海外の万年筆ユーザーさん

車のオイルを漏らして、万年筆のインク漏れを表現したりとか？

１２：投稿者さん

数年前オークションででっかい万年筆を積んだおもちゃのトラックを見たことある。ヨーロッパ製のかなり古いブリキっぽいおもちゃでなかなかクールだった。もしこれがおもちゃじゃなくて本物のトラックとして運転されていたら、万年筆の広告宣伝車に見えたと思う。
落札しようと思ったんだけど、残念ながら予算を遥かに超える額までつりあがってしまったから手に入らなかったんだよね……。今ちょっと画像検索してみたけど見つからない……。

１３：海外の万年筆ユーザーさん

腕時計とBicのボールペン。このふたつの発明は世界を変えてしまったね。悪い意味で。
俺たちはBicなんかに負けない！

こんな車を作って宣伝していたとは……。デザインも時代を感じさせますね。昔の特撮ものや人形劇のサンダーバードに出てきそうな雰囲気です。
確かに万年筆は前時代的な筆記用具ですし、利便性はボールペンのほうがずっと上ですから、ちょっと肩身の狭い思いをするのは仕方ないかもしれません。
言われてみると懐中時計も腕時計の登場で食われてしまった存在ですね。
ただどちらも依然として人気がありますし（むしろほんの少しだけ流行り出しているので）、この世からなくなることはまずないでしょう。

過去に投稿したヴィンテージの万年筆や、筆記用具に関する昔話の翻訳記事はこちら。
外国人「大叔父の遺品にソ連製の万年筆があったよ！」Montblancのデザインとソ連の思想が融合したような万年筆がこちら。（海外の反応）

外国人「公民権法の署名に使われたつけペンを発見したよ！」1960年代当時の米大統領は、あの日本のメーカーとも深い関係があった！？（海外の反応）

外国人「うちの大学では万年筆のインクを無料で補充できる！」世界有数のイギリス名門校。その図書館に設置されている万年筆ユーザー向けのブースがこちら！（海外の反応）

外国人「イギリスの万年筆メーカーParkerが1939年に出していた広告チラシを見つけたよ」（海外の反応）

外国人「1908年にアメリカの百貨店が発行したカタログに万年筆のページがあったよ！」（海外の反応）

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引用元：reddit

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