外国人「大叔父の遺品にソ連製の万年筆があったよ！」Montblancのデザインとソ連の思想が融合したような万年筆がこちら。（海外の反応）

上の画像はイメージ、サムネイル用です。

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１：投稿者さん

最近、大叔父が亡くなって、遺品の万年筆をいくつか譲り受けたんだ。その中に↓この万年筆が混じっていたんだ。僕は去年から万年筆にハマって、それ以来ずっとRedditの万年筆板を眺めているんだけど、これと同じモデルの写真が投稿されているスレには出会ったことがないよ。

ヴィンテージのソ連製万年筆で、モデル名は「Ручка Перьевая（日本語で万年筆という意味） АР-96 М.1」。たぶん1970年代中頃に作られたものだと思う。ちなみに、僕の家系は元々旧ソ連のアゼルバイジャン出身だから、大叔父が万年筆を持っていても不思議じゃない。
説明書もプラスチックのケースも無傷のままで残ってる。ただ他にも付属品があったかどうかは分からない。
万年筆自体は細身で、びっくりするほど軽いんだ。バランスが取れた金属軸で持ちやすいよ。プラスチック製の首軸の上には金色のインク窓がついてる。吸入機構はピストン式。

ニブは中字で、弾力性があるんだ。今までスチールニブしか使ったことがないから、この書き心地には慣れないね。でもインクフローは良好で綺麗な線が書けるんだよ。ただね、どの方向へ筆を運んでも「使い物にならないほどスクラッチィ」なんだ。
どうしたらスムーズに書けるようになるかな？　マイクロメッシュのやすりを使ってみようかと考えたこともあったんだけど、取り返しのつかない事態になるのが怖くてやってないんだ☹

それと付属の説明書には万年筆のケアについてだとか、「毒ガス、塩基性物質、水銀蒸気の近くで万年筆を使わないでください。万年筆のメッキが剥がれてしまいます」とか書かれているよ。こんなことパイロットやLamyの万年筆には書かれていないよね😊

写真は携帯のカメラで撮ったから画質悪いかも。何か聞きたいことがあれば遠慮なく言ってね！

Ручка Перьевая АР-96 М.1

※スクラッチィ（Scratchy）は紙を削るくらい、もしくは針で引っかいているかのような感覚のことを指します。
人によって程度が変わる言葉です。スクラッチィと言われている万年筆でも、使ってみるとそうでもないということも十分あり得ます。

※以下の画像はimgurを読み込めない方向けです。

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２：海外の万年筆ユーザーさん

ニブのアライメントはどうなってる？　引っかかるような書き味は大体ニブの左右がしっかり揃ってないことが原因なんだ。

３：投稿者さん

たぶん君の言う通りニブがズレてるんだと思う。でも僕はルーペ持っていないんだ……。
一応、パイロットコクーンの極細を自力で調整した経験はあるんだ。ただコクーンはスチールニブだったから、こっちの金ニブでも同じように出来るものなのかどうか……。

４：海外の万年筆ユーザーさん

スチールも金もやることは同じさ。カメラで拡大すればルーペ代わりになるよ:)

５：投稿者さん

それは良いアイディアだ！:)
オールドレンズのHelios lensを引っ張り出すときが来たようだ。
アドバイスありがとう！

６：海外の万年筆ユーザーさん

レンズを逆付けすると超高倍率のルーペになるから、その点だけは気を付けて！

７：海外の万年筆ユーザーさん

軸の金色にインクウィンドウの黄色が上手く馴染んでて良いね。
このインレイニブ、1970年代から1980年代のパイロットを含む日本製万年筆にとっても似てるよ。

※インレイニブは軸に埋め込まれたニブのことです。象嵌ニブとも言います。
Sheafferの万年筆によく見られる特徴でもあります。

８：海外の万年筆ユーザーさん

ロシア人のブログによると、この万年筆のデザイナーは「Montblanc 420のデザインに大きな影響を受けた。しかし、ソ連のモットーのひとつである『質素倹約』にも則って製作した」と言っていたらしいよ。
吸入機構、デザイン、どれをとっても間違いなくソ連製万年筆って感じだ！:)

９：海外の万年筆ユーザーさん

古い時計、ペン、ライフルみたいな昔のものが大好きだから、このソ連のデザインにも心が動かされるよ。

１０：海外の万年筆ユーザーさん

これは興味深いスレだな！

１１：海外の万年筆ユーザーさん

自分はソ連製の古いペンが大好きだから、こういう話はとても面白いよ。
ニブは本物の金なのかな。それともメッキ？

１２：投稿者さん

説明書には「583 Gold」と書かれているから間違いないよ。万年筆の情報が載ってるロシアのサイトでも、このモデルには金ニブが装着されているって書かれていたから大丈夫。
僕が試し書きしたときも、スチールニブにはない弾力があったし、間違いなく金ニブだと思うよ！

ソ連でも万年筆って作られていたんですね。全く知りませんでした。
確かに70年代、80年代の日本の万年筆に雰囲気が似ていますね。インクウィンドウを見るとヴィンテージのMontblancみたいな感じがしますね。
ソ連の優れた平等社会の前では、万年筆の前後重量バランスもきっちり取れて、あらゆる方向への運筆も偏りなくガサガサとした書き味に……。

過去に投稿したヴィンテージに関する翻訳記事はこちら。
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引用元：reddit

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鬼滅の刃のこういうノリ気持ち悪いんだけど